趣意書
厚生労働省は、2020年に「新たな日常にも対応したデータヘルスの集中改革プランについて」を公表しました。ここでは電子処方箋、オンライン服薬指導がもたらす利点として、複数の医療機関、あるいは薬局間の情報共有が深まり、医療提供側のみならず、患者自身も薬剤の使用履歴等を一元管理がしやすくなるとしています。今後、電子処方箋及びオンライン服薬指導が開始されることで患者側は選択の幅が広がる一方、医療提供施設側には選ばれるための施策を講じる必要があります。
現在のところ、継続して対面による服薬指導を行うなど、当該患者の服薬状況等を一元的・継続的に把握し、薬学的管理・指導を適正に実施することは、「かかりつけ薬剤師制度」の一義的な目的でありますが、患者から信頼され、いつでも気軽に相談される地域に密着した薬局・薬剤師になるために必要な薬剤師の職能に関する課題を明確にする必要があります。また、調剤報酬改定の度に調剤料の減算が取り上げられていますが、自らの職能をテクニカルフィーとして評価されることが理想です。
本調査は、薬剤師の様々な職能とその評価について、特に薬剤師による対面業務の有用性を明らかにすることを目的とするものです。本調査の結果、対面業務における患者満足度と関連の高い項目が明らかになれば、日常業務のさらなる改善を図ることが可能となり、患者からの高い信頼を得られることが期待できます。
期間等
調査日〈 令和4年3月1日 ~3月25日のいずれか半日 〉
回答期日〈 令和4年3月27日 〉
調査の流れ
①事前登録
事前登録を行ってください。 事前登録はこちら
自動生成パスワードがメールに送信されます。
②印刷
調査当日に使用するアンケート用紙および、時間計測シートを必要に応じ印刷してください。
資料①アンケート用紙 資料②時間計測シート
調査当日に掲示するポスターについて
資料④オプトアウト用ポスター
③通し番号
アンケート用紙P3の左上部枠内に通し番号〈1~ 順に数字〉を付記してください。

重要事項
本調査におけるアンケートは、(患者が記入する内容)と(当該患者に関して薬剤師が記入する内容)が一対になっていることにご留意ください。
アンケート時に使用する資材として、「アンケート用紙」と「時間計測シート」を準備しておりますが、これらを上手く利用することで当日の調査を効率的かつ正確に執り行うことができます。
①朝に必ず確認すること
書類はそろっていますか?
□ アンケート用紙
〈アンケート用紙P3の左上部枠内に通し番号を記入していますか?〉
□ 時間計測シート
QAは確認しましたか?
各調査項目の解釈を補足しています。
必ず確認お願いします。
なお、QAの内容は、本調査期間中に随時更新します。
QAはこちら!
②調査
特定の日の午前または午後の半日における全患者を対象に調査を行ってください。
※重要 同意欄に☑が入っているか必ず確認してください。
①調査報告
調査報告フォームに入力・送信 調査報告フォームはこちら
②調査対象者報告
資料③ 調査対象者報告用紙にご記入ください。
③郵送
「薬友ぎふ」に同封した返信用封筒を用いて、調査に使用したアンケート用紙一式〈*1〉を下記までご郵送ください。
*1
・調査当日に使用したアンケート用紙
・調査対象者報告用紙
宛先
一般社団法人岐阜県薬剤師会
〒500-8146 岐阜県九重町4-5
もしも封筒に入りきらない場合
薬友ぎふに同封いたしました封筒にアンケート書類一式が入りきらなかった場合、
下記の問い合わせフォームより、ご連絡ください。
追って、当委員会よりご連絡差し上げます。
調査に同意いただける場合、アンケートの実施時に同意欄にチェックを入れて下さい。
集計結果は個人や薬局名を特定できない形で学会や論文等で公表することがあります。
得られたデータを個人や薬局名を特定できない形で共同研究機関(岐阜薬科大学地域医療実践薬学研究室および岐阜大学医学部附属病院薬剤部)と共有いたします。